雨龍研究林について
雨龍研究林について
1901年に創設された雨龍研究林は、北海道大学研究林の中でも最も歴史の長い研究林です。天然林が中心で、総面積は約2万ヘクタールに及び、森林科学、生態学、環境科学などさまざまな学術研究や学生実習の場として利用されています。研究林庁舎は雨龍郡幌加内町字母子里(母子里)に位置しています。
右の地図にあるマークが各トレイルの開始地点を示します。
気象条件
1盆地の影響で夏は暑く、冬は寒いのが特徴です。年平均気温は約3℃ですが、年較差は60℃以上あり、最高気温は7月頃に30℃を上回り、最低気温は2月頃に-30℃を下回ります。年降水量は約1,200 mmで、その約半分が降雪となります。
真冬には平野部でも2メートルを超える積雪があります。過去最低気温は1978年2月の-41.2℃であり、多雪寒冷気候が特徴です。大気が安定する厳冬期には、大気中にキラキラと輝くダイヤモンドダストを見ることができます。
写真をクリックするとその樹木が実際の森林内で生育している場所を見ることができます。